RI精密医療創発コア
RI精密医療創発コアの紹介
放射性医薬品を基盤とし、精密医療の創発を担う研究コアです。
岡山大学が地域産学官共同研究拠点整備事業を通じて世界的に先導してきた実績と強みを礎に、セラノスティクス(診断と治療の一体化)を中核とする核医学創薬研究および先端イメージング技術の開発を推進します。
病態を分子レベルで可視化し、個々の患者に最適な治療へとつなげる次世代医療技術の中核拠点としての役割を果たします。
研究紹介
1.18F標識PET診断薬の開発
18Fをはじめとするポジトロン放出核種で標識した高機能PETトレーサーを開発します。小分子、ペプチド、抗体、ナノパーティクルなど多様な分子基盤を活用し、疾患を分子レベルで高精度かつ定量的に可視化することを目指します。
2.放射性医薬品設計・最適化プラットフォームの構築
分子設計、放射標識化学、体内動態(薬物動態)最適化を統合した基盤技術を確立し、診断薬および治療薬の標的特異性とin vivo性能の向上を図ります。
3.標的放射線治療薬の開発
β線およびα線放出核種を組み込んだ治療用放射性医薬品を開発し、高精度かつ効果的な標的放射線治療を実現します。
4.セラノスティクス統合と個別化線量設計
診断用および治療用核種を統合的に活用し、画像バイオマーカーおよび定量的線量解析に基づく患者個別化治療戦略を構築します。
5.トランスレーショナル研究と臨床実装
前臨床評価から臨床応用までの円滑な橋渡しを推進し、次世代放射性医薬品の迅速な実装を加速します。